ベテラン声優さんの意外な演技

日本はアニメ大国です。そして、数々の名声優さんが輩出されました。そうした人たちは、実に様々な役を演じられたものです。

たとえば、滝口順平さん。『ぶらり途中下車の旅』のナレーターや、『ヤッターマン』のドクロベエ、『ひょっこりひょうたん島』のライオンなど、実に様々な役を演じています。
多くはちょっと憎めないようなキャラクターが多いのですが、その中で、極悪非道の役もあります。印象深いのは、『ルパン三世』第1話に登場した、「ミスターX」という役です。
犯罪シンジケート「スコーピオン」のボスで、壮大な罠を仕掛けてルパンを抹殺しようとします。
その最中に峰不二子を拉致し、彼女を拘束したうえで、マジックハンドで身体をなぞりつつ、「人生は山あり谷あり……」そして下半身を指して「時には落とし穴もある」というのは最高にエロティックなシーンでした。

『ルパン三世』といえば、納谷悟朗さんが演じた銭形警部は主役の一人です。自分が信じた正義のために身を捨てて尽くす銭形警部とは対照的な役、それが納谷さんのもう一つ代表的な『仮面ライダー』のショッカー首領(大首領)でした。謎のベールに満ちた悪の権化を最後まで演じられていらっしゃいました。

演技の幅の広さを改めて感じさせてくれます。